エッセンシャルオイルの使用方法

マッサージ法

マッサージはアロマテラピーの中で最も効果が期待できるの利用方法です。

マッサージオイルを作るには無精製のキャリアオイルにエッセンシャルオイルを1%〜2%の割合で希釈します。

エッセンシャルオイル20滴で約1ミリですから、100ミリのキャリアオイルに対して20〜40滴のエッセンシャルオイルを加えます。

また、1回だけマッサージをする場合は、5ミリのキャリアオイルに1〜2滴のエッセンシャルオイルを加えます。

注意事項:2種類以上のオイルをブレンドして使う場合にも総適量は必ず同じにする事。
フェイシャルマッサージをする場合、必ずパッチテストを行うこと。また、希釈度は0.5%を越えないこと。

湿布法

洗面器にお湯または冷水を入れ、その中にエッセンシャルオイルを2〜3滴加えます。

清潔な綿のタオルを使い、それをお湯か冷水に浸します。

タオルを軽く絞り、痛みのある場所にあて湿布します。

次に患部をラップでくるみ、市販のホットパックかアイスノンを乗せ、そのまま10分ほど置くとさらに効果的です。

入浴法

エッセンシャルオイルをバスオイルとして使うことも非常に有効な利用方法です。

まず、浴槽にお湯を入れ、入浴する直前にエッセンシャルオイルを2〜5滴入れます。

オイルを入れたらよくお湯をかき混ぜ、オイルを拡散させる事が重要です。

オイルの有効成分を身体に浸透させるためにも最低10分から15分は入浴してください。

敏感肌の方や子供が入浴する場合は、ティースプーン1杯のキャリヤオイルか牛乳であらかじめ希釈してください。

全身浴が出来ない場合には、フットバス(足浴)ハンドバス(手浴)が効果的です。

洗面器にお湯を張りエッセンシャルオイルを1〜2滴加え、足または手を温めます。

足の裏や手のひらの皮膚はオイルを吸収しやすいので、全身浴が出来ない時には非常に有効です。

注意事項:2種類以上のオイルを使う場合でも総適量が5滴を越えないこと。
     また、肌に刺激を与えるオイルは使用しないこと。

吸入法

風邪の初期症状の時に最適な方法。

湯気が立つほど熱したお湯を洗面器に入れ、そこにエッセンシャルオイルを1〜2滴加えます。

良くかき混ぜながら立ち上がる蒸気を3〜5分ほど吸入します。

この時にバスタオルで洗面器を囲むとさらに効果的です。

緊急時には、ハンカチかティシュにオイルを含ませ、それを吸入します。

蒸気法

専用のポットにオイルを2〜3滴入れロウソクで15分ほど温めます。

熱で気化されたオイルの微分子を吸入することによりオイルの有効成分を体内に取り込むことが出来ます。

この方法は空気中のバクテリアを殺し、空気を浄化し新鮮にする働きもあります。


このページは英国式アロマテラピスクール・テキストより抜粋しました。

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