アロマテラピーを実践するには正しい知識が必要です。


 純度100%と表示してあるエッセンシャルオイルの中にもアロマテラピーで使えるオイルとそうでないオイルがありますので、
初めて買う方は 専門店のアドバイザーに相談してオイルをお買い求めください。

例えば
リラックス効果を促すと言われるラベンダーにも興奮作用を促すラベンダーがあります。(ラベンダー・ストエカス)

気分を高揚させると言われるバジルにはアロマテラピーでは使用禁止になっている皮膚毒性の強いバジルもあります。
(メチルカビコール・ケモタイプ)

弛んだ皮膚を引き締める効果があると言われるローズマリーには、皮膚刺激作用を促すローズマリーがあります。
(スペイン産 ローズマリー・カンファー)

●翻訳された外国の本は、必ずしも日本人向けに書かれているわけではありません。
 使い方や使う量に注意して読む必要があります。

●妊婦の方、病院で治療を受けている方、アトピー性皮膚炎、高血圧、激しい生理痛などの症状の方は注意が必要ですから
必ずアドバイザーに相談して下さい。

●アロマテラピーの効果の表れ方に関しては各人の体質、食生活、使用時の体調などが微妙に影響しますので、非常に個人差が
あると思って下さい。

●詳しい植物名、学名、抽出産地、抽出部分が明記されていないオイルは、成分が不明でトラブルを起こす危険性が高いので
アロマテラピーで使うことは避けてください。

●アロマテラピーの効果を期待したい場合は、野生もしくは無農薬、有機栽培された植物から抽出された純度100%のエッセンシャルオイル
のみを使ってください。

●エッセンシャルオイルの内服は内蔵器官に障害を与える危険性がありますので、絶対に止めて下さい。

●エッセンシャルオイルは強度に濃縮されていますので、直接肌につけることはやめて下さい。

●肌につけるときは必ずキャリアオイル(常温絞りで無精製の植物油)かローションベースに希釈して使います。

●使用する量は多ければいいわけではありません。
 適量を必ず守って使用して下さい。
 量が多すぎるとかえって有害になる場合があります。

●皮膚に異常を感じた場合はすみやかにオイルの使用を止めて下さい。

●エッセンシャルオイルは非常に揮発性の高いオイルですので、常にキャップをしっかりと締め、湿気がなく、
直射日光のあたらない場所に保管して下さい。



 このページは英国式アロマテラピスクール・テキストより抜粋しました。

著作権:アクエリアン・フレンドシップ 英国式アロマテラピースクール
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