世界中の高級香水の原料として使われるローズオイル。
その中でも最も高貴な香りとして有名なブルガリアのダマスクローズオイルは、全世界の供給量の80%を占めています。
ブルガリアの首都ソフィアから車で3時間ほど走ると、なだらかな山脈に挟まれた東西数百キロ、南北十キロのバラの谷と呼ばれる
ダマスクローズの一大生産地があります。
この地域では、毎年5月下旬のバラの収穫の時期になると、夜明け前から老若男女が集ってバラの摘み取りに精を出します。
バラは一つ一つ手積みで、日が昇る前の数時間の間に摘まれます。
なぜなら、太陽が昇ると、その温度でバラの中に含まれる精油成分が揮発してしまうためです。
こうして集めたバラを、その日の午前中に水蒸気蒸留し、ローズオイルを抽出します。
普通、1キロのオイルを取るために、3.5トンのダマスクローズの花を使用します。3.5トンのバラを収穫するには、約1ヘクタールのバラ畑が必要です。
今回、アクエリアン・フレンドシップが販売するローズオイル(ローズ・オットー)は、ブルガリアでは金と同じ価値があるといわれるほど貴重で高価な物です。
現在、ローズオイルはモロッコ、トルコ、中国、フランスなどでも抽出されていますが、ブルガリアのローズオイルは、その質の高さから全世界の消費量の70%の
シェアを占めている、ブルガリアを代表する農産加工品であります。
ローズオイルは、バラの谷と呼ばれる地域で栽培、蒸留されていますが、近代的な設備を持つ工場はそれほど多くはありません。
しかし、200年以上の歴史を持つブルガリアのローズオイルの蒸留技術は世界で最も素晴らしいバラの香りを抽出する事が出来ます。
蒸留された全てのローズオイルは、国立バラ研究所で品質管理され、厳しい検査に合格したオイルのみが、ブルガリアン・ローズとして市場に販売されます。
今年入荷するオイルは、バラの谷の中心地になる、カザンラクの国立バラ研究所の所長を勤める、ネドコフ氏が品質検査してくれたローズオイルをお届けします。
ネドコフ所長はブルガリアの鼻と呼ばれ、ローズオイルに関する品質管理を全て任されているローズオイルの第一人者です。
今までは、ブルガリアのローズオイルを1ミリ5000円近くで販売していましたが、2000年、2002年とブルガリアに行くことによって、現地から直接ローズオイルを買うことが出来るようになりました。
その為、中間マージンが一切無くなりましたので、1ミリ約3000円まで販売価格を下げることが出来ました。
これにより、今まで高価で使うことが出来なかったローズオイルを比較的気軽にアロマテラピーで使うことが出来るようになりました。
右からネドコフ所長、アクエリアン/嶋崎、パブロフ博士
アロマテラピーの本当の良さは、天然で質の高いオイルを使って初めて体験出来ると思います。
人工の香りでは絶対に体験できない本当のアロマテラピー効果をこのローズオイルを使って体感して下さい。
特にローズは女性のためのオイルと言われるほど色々な薬理効果があり、ブルガリア国内では、香水としてよりも、薬として一般の薬局で販売されています。
天然のローズオイルを上手く使うことによって、精神的、肉体的なアンバランスを元の状態に戻す働きが期待されています。
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